読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

映画ビジネス研究所

映画についてビジネスの観点から考察するブログ

イラスト特化SNSのpixivがクリエイターとファンをつなぐコンテンツプラットフォーム「pixivFANBOX」をリリース

コラム 映画ビジネス
スポンサードリンク

f:id:creppy:20161216224606j:plain

こんにちは、胆石クラッシャー(@ev20405)です。

作品(イラスト・漫画・小説)の発表と交流に特化したSNSであるpixiv。イラスト業界では知らない人はいないサービスで、サービス利用者数は2000万人を超えています。

f:id:creppy:20161216230449p:plain

※pixivの個人ページ

そんなpixivがクリエイター向けの有料コンテンツ配信サービス「pixivFANBOX」をリリースしました。

pixivFANBOXは、イラストコミュニケーションサービス「pixiv」の新機能です。
クリエイターは、pixivでそれぞれの「FANBOX」を開設し、FANBOX上でファンに向けた有料コンテンツを配信できるようになります。pixivFANBOXは、日常の創作活動の報告やファン限定作品の公開など、クリエイターのさまざまな創作活動にまつわる情報の発信源となることを目指しています。
ファンはクリエイターが開設するFANBOXを購読することで、さまざまなジャンルで活躍するクリエイターの創作活動を応援し、定期的に届く限定コンテンツを楽しみ、クリエイターとより密接なつながりを持つことができます。

クリエイターは、pixivでそれぞれの「FANBOX」と呼ばれる個人ページを開設し、FANBOX上でファンに向けた有料コンテンツを配信できるようになるサービスのようですね。 ニコニコ動画のブロマガ、ピーズオブケイクのnoteのpixiv版みたいなイメージでしょうか。

pixivFANBOXは、日常の創作活動の報告やファン限定作品の公開など、クリエイターのさまざまな創作活動にまつわる情報の発信源となることを目指しているそう。すでに人気イラストレーターのメイキング記事がいくつもupされています。

 

実は、pixivは今までクリエイターがユーザーとのコミュニケーションをとる方法はコメント欄しかなく、非常にコミュニケーション制限されていました。

f:id:creppy:20161216231318p:plain

※各作品には誰でもコメントをつけることができる

しかし、FANBOXを購読することで、クリエイターから定期的に届く限定コンテンツを楽しみ、クリエイターとより密接なつながりを持つことができるようになります。ユーザーにとって人気クリエイターは「神」にも近い存在であるため、その距離を縮めたいはず。FANBOXではそれが可能になり、いわゆるファンクラブビジネスが新しく生まれていくことにもなります。

また、英語や中国語への翻訳サービスも提供してくれるそう。

◯英語・簡体字・繁体字の記事翻訳で、海外ファン獲得をサポート
日本語のほかに、英語・簡体字・繁体字への記事の翻訳にも対応し、クリエイターの海外ファンへのアプローチを積極的にサポートします。

実は、pixivには中国や韓国等のアジア各国のユーザーも数多くいるため、このサービスはより円滑なコミュニケーションを手助けしてくれそうです。国内だけでなく海外のファンもたくさん集めることができれば、このFANBOXだけで生活していけるクリエイターもでてくるでしょう。

 

プラットフォームにおいて、クリエイターはユーザーと自由にコミュニケーションを取れることは非常に重要です。なぜなら、マーケティングの主導権をプラットフォーム側が握ることになり、クリエイターが自由にできる範囲が小さくなってしまうからです。そうなれば、クリエイターは自分のブランド力をつけていくことが難しくなり、常に0からの競争になります。app storeなんかはその良い例で、PRする方法は基本的にはランキングに入るしかない。そのために大手はガンガンCMをうってランキングをあげようとしています。

逆に言えば、ブランドがためられるようになれば、上位のクリエイターが強くなり、新規のクリエイターは上位に上がりにくくなります。なので、今後はpixivで超人気クリエイターとの格差はどんどん広がっていくことでしょう。

まとめ

・noteで数百万円の売り上げをあげているクリエイターもいるため、会員数2000万人と言われているpixivのサービスともなれば、トップクリエイターはFANBOXの売り上げだけで生活できる人もでてきそう

・クリエイターとユーザーが自由にコミュニケーションをとれるようになれば、クリエイターは自分のブランド力をつけていくことができる

・app storeはコミュニケーションがとれないプラットフォームの良い例。クリエイターは自分のブランド力をつけることが難しく、常に0からの競争になる。そのため、ゲーム会社はガンガンCMをうっている。 

ILLUSTRATION 2017

ILLUSTRATION 2017