映画ビジネス研究所

映画についてビジネスの観点から考察するブログ

【就活・仕事】つらい、死にたいと思ったら観るべき映画まとめ

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はじめに

私は新卒で映画業界を目指し、就職活動をしていました。しかし、就職活動はうまくいかず、映画会社に行けないくらいなら、いっそのこと死んだほうがいいのでは、というところまで思いつめていました。そんなとき、気分転換になればと思い、映画をいくつか観て、「生きることにこそ価値がある」と思い直し、希望する映画業界へ入ることは叶いませんでしたが、なんとかテレビ番組の制作会社に就職することができました。

しかし、テレビ番組制作会社の仕事は非常にハードで、私は再度精神的に追い込まれました。その時も映画を観てなんとか心を持ち直しました。

そこで、今回は同じように就職活動や仕事で「つらい」「死にたい」と思っている方に向けて、生きる希望を持ち直すことができる映画を紹介します。

 

素晴らしき哉、人生!

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◼︎アカデミー監督賞を3度受賞しているフランク・キャプラ監督の名作

アメリカ映画協会(AFI)が選ぶ「感動の映画ベスト100」で1位!アメリカでは毎年クリスマスに必ず放映される名作中の名作です。生きることは素晴らしいことを教えてくれる作品です。

【予告編はこちら】

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~あらすじ~
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田舎の小さな町でジョージ・ベイリー(ジェームズ・ステュアート)は毎日真面目に働いていた。家庭にも恵まれて、事業も好転しつつあったが、そんな彼に不運な出来事が起こる。そして、クリスマスの晩に自殺を図ろうとした彼に、二級天使のクラレンス(ヘンリー・トラヴァース)が彼を助ける使命を受け、現れた。
天使は「生まれて来なければよかった」と言う彼のため、特別に彼が生まれて来なかった場合の世の中を見せる。そして彼がいかに素晴らしい人生を送ってきたかを理解させようとする
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この映画を観たのは、就職活動の最中でした。最後の映画関係の会社であるWOWOWに落ち、絶望に打ちひしがれていた私を、よみがえらせてくれた作品です。

70年前の作品ですが、洗練されたストーリーと演出は今みても決して見劣りしません。いつのまにか、不器用だが真面目のジェームズ・ステュアートを自分と重ね合わせてしまい、「もし自分が死んだらどうなるか?」と思わず考えてしまいました。

そして、たとえどんな人間であっても「生きること自体に価値がある」ことを再認識させてくれる作品です。この作品ほど、観終わった後に幸福感に包まれる作品を私は他に知りません。

現在はパブリックドメインとなっているので、DVDを非常に安価に購入できるようになっているので、オススメです。

素晴らしき哉、人生! [DVD] FRT-075

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生きる

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◼︎「本当の意味で生きる」とは何かを教えてくれる黒澤明監督の名作

スティーブン・スピルバーグやジョージ・ルーカスも尊敬してやまない名監督の黒澤明。そんな黒澤監督が「死」に直面した人間を赤裸々に描き、「なぜ生きるか」を世に問うたのがこの「生きる」なのです。

【予告編はこちら】

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~あらすじ~
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市役所の市民課長・渡辺勘治(志村喬)は30年間無欠勤のまじめな男。ある日、渡辺は自分が胃癌であることを知る。命が残り少ないと悟ったとき、渡辺はこれまでの事なかれ主義的生き方に疑問を抱く。そして、初めて真剣に申請書類に目を通す。そこで彼の目に留まったのが市民から出されていた下水溜まりの埋め立てと小公園建設に関する陳情書だった……。
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黒澤監督は、「生きる」を製作した意図について、

「この映画の主人公は死に直面して、はじめて過去の自分の無意味な生き方に気がつく。いや、これまで自分がまるで生きていなかったことに気がつくのである。そして残された僅かな期間を、あわてて立派に生きようとする。僕は、この人間の軽薄から生まれた悲劇をしみじみと描いてみたかったのである」と語っています。

本当の意味で「生きる」ということの素晴らしさをこの作品は教えてくれます。死をあえて意識することで、自分はまだ何かできるのではないか?と自分を奮い立たせてくれます。

かの有名なスティーブ・ジョブスも死を意識して生活をしていたそう。彼はこんな名言も残しています。

自分が死と隣り合わせにあることを忘れずに思うこと。

これは私がこれまで人生を左右する重大な選択を迫られた時には常に、決断を下す最も大きな手掛かりとなってくれました。

何故なら、ありとあらゆる物事はほとんど全て…外部からの期待の全て、己のプライドの全て、屈辱や挫折に対する恐怖の全て…こういったものは我々が死んだ瞬間に全て、きれいサッパリ消え去っていく以外ないものだからです。そして後に残されるのは本当に大事なことだけ。

自分もいつかは死ぬ。そのことを思い起こせば自分が何か失ってしまうんじゃないかという思考の落とし穴は回避できるし、これは私の知る限り最善の防御策です。

 人はいつか死にます。死の瞬間にはいままでの全ては無に帰ります。だとすれば今の失敗なんてちっぽけなものに思えてきませんか?上司に怒られたことなんてどうでもいいことではないでしょうか?

私はこの作品を観て、「まあどうせ最後は死ぬんだし」を割り切ることができるようになり、スッと生きるのが楽になりました。

生きる[東宝DVD名作セレクション]

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マルタのやさしい刺繍

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◼︎おばあちゃんたちが自分の下着店を開店するまでの波乱万丈ストーリー

2006年度スイス観客動員数第1位を獲得し、日本でも2008年度ミニシアターランキング洋画部門第1位を獲得した秀作。小さな村のおばあちゃんたちが夢に向かって奮闘する様子を、キュートな刺繍とスイスの美しい風景と共に描いた作品です。

【予告編はこちら】

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~あらすじ~
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スイスの小さな村・トループに暮らす老婦人マルタ・ヨースト(シュテファニー・グラーザー)は夫に先立たれて気力を失い、毎日を過ごしていた。そんなある日、彼女は若いころの夢だった、自分の刺繍でデザインした下着店を開くことを思い出す。 保守的なトループの村人たちは、最初はマルタのことを破廉恥だとして白い目で見ていたが、次第に考えが変わっていく…
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スイスの谷間の小さな村を舞台に、80歳のおばあちゃんたちがランジェリーショップを開くために奮闘する様を描いた人間ドラマです。閉鎖的な村人の冷たい視線を浴びながらも、マルタおばあちゃんと3人の女友だちが老いてもなお生きがいを見つけ出していきます。

この映画から、年を重ねることや夢を追うことがそう悪いものではないということを教えられます。たとえ今失敗し、落ち込んでいるとしても、またチャレンジすればいい、そういうポジティブな気持ちになれます。

私は、就職活動でWOWOWに落ちた時、これを観て、まだまだ頑張れる!新卒でダメなら転職すればいいんだ!と割り切って頑張ることができました。

普通の80歳のおばあちゃんですら自分の夢を叶えられるんです!だったら私たちにだってできるはずです!

マルタのやさしい刺繍 [DVD]

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キャスト・アウェイ 

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◼︎順風満帆だった男が飛行機事故に。無人島での孤独なサバイバル生活の記録

「フォレスト・ガンプ/一期一会」のトム・ハンクスとロバート・ゼメキス監督が再びコンビを組んだ傑作人間ドラマ。映画の大半をトム・ハンクス1人で演じ、役作りのため22.7kg減量した熱演が評価され、第58回ゴールデングローブ賞では主演男優賞(ドラマ部門)を受賞しています。

【予告編はこちら】

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~あらすじ~
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チャックはフェデックスに勤めるシステム・エンジニア。ある日、彼の乗った飛行機が太平洋上で墜落。奇跡的に一命は取り留めたものの、彼が流れ着いた先は誰もいない無人島だった。積荷のバレーボールを「ウィルソン」という人物に見立てて自分を鼓舞しながら、極限のサバイバル状況を生き抜いていく。絶望的な環境下でありながら4年生き抜いたチャックは、ついに帰国を果たすのだが…
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主人公のチャックは、運送会社フェデックスに勤務するエンジニア。偶然飛行機事故に巻き込まれ、無人島で地獄のサバイバル生活を強いられます。その期間なんと4年間!いかに平穏な日常が素晴らしい時間だったことを感じられる作品となっています。

また、いかに効率的かつ早く物を運ぶかを徹底的に考える人間だった彼が、効率や時間とは無縁である無人島に流れ着くストーリーは、現代の私たちの生き方について非常に考えさせられる作品になっています。

積荷のバレーボールを人に見立てて、話しかけるトム・ハンクスの演技はもはや狂気に満ちたすさまじい迫力。トム・ハンクスの演技だけでも一見の価値があります。

最後は涙が止まりません。

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