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映画ビジネス研究所

映画についてビジネスの観点から考察するブログ

今こそWOWOWでアクション映画の短編を製作するべき

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はじめに

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有料放送のリーディングカンパニーであり、オリジナルコンテンツの製作にも力を入れているWOWOW。オリジナルコンテンツは「ドラマWスペシャル なぜ君は絶望と闘えたのか」「連続ドラマW 贖罪」「ヘルタースケルター」「MOZU」「ドラマWスペシャル 人質の朗読会」・・・最近では、WOWOW FILMS製作「岸辺の旅」が第68回カンヌ国際映画祭・「ある視点」部門監督賞を受賞しており、そのクオリティにも定評があり、以下のグラフからも分かるように加入者数を順調に伸ばしています。

 

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※WOWOW加入者数の推移(引用:公式HP

そんなWOWOWで、今こそアクション映画の短編を製作して放送すべきだ!と強く感じています。否!私ならやります!もちろん私がアクション映画好き、ということもありますが、そう考える理由他にもあります

 

WOWOWのメインターゲット層はジャッキー世代ど真ん中

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※ジャッキーブームど真ん中を経験しているのが今の40〜60代(引用:イップマンDVDオフィシャルサイト

順調に加入者数を増やしているWOWOWですが、メインターゲットは40代〜60代です。今の40代〜60代はジャッキー・チェンの「ドランクモンキー酔拳」「プロジェクトA」「スパルタンX」「ポリスストーリー」等をリアルタイムで観ていた「ジャッキー世代」なのです。事実、私の50代の父もジャッキー世代で、アクション映画が大好きです。

まり、WOWOWのメインターゲットである40代〜60代には、他の世代よりもアクション映画好きが多い可能性が高い。だからこそ、他の媒体では制作費をペイできないようなエッジの効いたオリジナルコンテンツ、つまりアクション映画の短編を製作すれば、有料放送や VODの他者との差別化に大きく寄与するはずです!

 

なぜ短編なのか?

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※米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア (略称:SSFF & ASIA)は毎年首都圏で開催されている(引用:SSIF & ASIA公式HP

短編映画=ショートフィルムとは、短いものは30秒程度から、長いものだといろんな長さの尺がショートフィルムと定義されています。ショートショートフィルムフェスティバル & アジアのオフィシャルコンペティションでの規定は25分以内、アカデミー賞は40分以内、カンヌ国際映画祭の規定は15分とされています。

短編と長編で大きな違いは文字通り映画の尺です。ただ、尺が短いことによって、長編映画では難しかった「ワンシチュエーションのみで完結させる映画」をつくることができるのです。

アクション映画の長編を作る場合、アクションだけでは映画は成り立ちません。そのため必ずドラマパートが挿入されることになります。大作であれば監督とアクション監督が別々におり、監督は全体の責任者、アクション監督はアクションの責任者です。ドラマ部とアクション部で分けることで、監督はドラマ部分に集中し、アクション監督はアクション部分に集中できるのです。

 

しかし、短編映画であればアクションだけでも作品として成り立つのです。つまり、今までのアクション映画にあった、ヒロインとのキスシーンとか、そういうアクション以外の部分を極限までそぎ落としたアクション純度100%のアクション映画を製作することができるのです。

「るろうに剣心」のアクション監督をつとめた谷垣健治さん、「ハイキックガール」の武田梨奈さん、そして、ドニー・イェン主演の「特殊身分」で活躍した日本のアクションチーム、彼らは非常に優秀なアクションのプロたちです。

ぜひ監督には谷垣健治さん、主演には武田梨奈さん、「黒帯 KURO-OBI」で超本格派空手を披露した八木明人さん、中達也さん、もしくは往年のアクションスターをぜひキャスティングしたい・・・!

ジャン=クロード・ヴァンダムと千葉真一のアクション、見たくはありませんか?

私は死ぬほど見たいです!!!!!!!!!

 

海外の事例、アクション映画の良短編紹介

◼︎Thousand Pounds Action Company製作:Amy vs 7

youtu.be

1人の女性がつぎつぎと異種格闘技戦をしていくショートフィルム。対戦相手の使う格闘技が異なるため、次はどんな奴が出てくるんだ?どうやって倒すんだ?というワクワク感が抑えきれない秀作です。 

製作:Thousand Pounds Action Company
アクション映画に特化したアメリカの映画プロダクション。

多様なアクター、スタントパフォーマー、アーティスト、編集者、作家、振り付け師で構成されており、アクションディレクション&デザイン、アクション振付、スタント、スタント監督、モーションキャプチャー等をされている会社です。どの作品もアクションのクオリティが高く、素晴らしいアクション映画の短編が盛りだくさんです。

一昔前、ナルトの実写版がネットで話題になりましたが、あれは彼らの作品でした。

creppy.hatenablog.com

 

◼︎RocketJump(freddiew)製作:Flower Warfare

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銃弾や血が全て花に置き換わった異色なガンアクション作品です。そのためグロ要素はゼロ。どれだけ相手に弾を打ち込んでも地面に花が咲いてほっこりします笑アクション自体のクオリティも高く、見ていてワクワクさせられます。

製作:ROCKET JUMP
アメリカにあるハイブリッドな制作会社で、TV番組、長編映画、短編映画、ライブストリームを主に担当している。

もともと「freddiew」という名前でショートフィルムを公開していましたが、現在は「ROCKET JUMP」としてチャンネル登録数約20万人、2100万再生されている動画もあります。主に、アニメ・ゲーム・映画のパロディネタが多いですが、どれもクオリティが高いです。

 

◼︎counter656製作:Gundam & Figma Stop Motion : Saber Lily FATE賽芭

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プラモデルやフィギュアをストップモーションで動かして製作したアニメーション。実写ではありませんが、【ガンダム vs セイバー】や【トランクス vs セル】【クラウド vs セフィロス】等熱い戦いがストップモーションで描かれています。特殊効果をふんだんに取り入れ、アニメのセリフを挿入することで、映画のような臨場感を演出しています。

製作:counter656
台湾で輸送機具の仕事についている方の自主製作。

アクション映画やゲームが好きなようで、ストップモーションの作品のほとんどはアクションになっており、登場するキャラクターも日本のゲームやアニメ・漫画のキャラクターが多く登場します。

 

 まとめ

・WOWOWはオリジナルコンテンツに力を入れている

・WOWOWのメインターゲット層は40〜60代

40〜60代はジャッキー世代なので、アクション映画が刺さりそう

・短編であればドラマパートを削除した純粋なアクションのみのアクション映画を作ることができる

・谷垣健治さんに代表される日本のアクションスタッフの短編映画を見てみたい 

アクション映画バカ一代 (映画秘宝COLLECTION)

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黒帯 KURO-OBI(通常版) [DVD]

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