映画ビジネス研究所

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【就活】映画業界に就職するために重要なポイントまとめ

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はじめに

私は新卒で映画業界への就職活動をしていました。その経験から「結局、映画業界での就活って何が重要なの?」というポイントが分かってきたので、ここでまとめたいと思います。

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重要な4つのポイント

①各映画会社の違い、なぜその会社に行きたいのかを説明できるか
②映画をビジネスとして捉えられているか
③熱意やビジョンはあるか
④アンテナを張っているか

これが私が映画会社を受験して感じた重要だと思うポイントです。では解説していきます。

①各映画会社の違いを説明できるか

映画というコンテンツは、予算・キャスト等内容にかかわらず、基本的に売られる値段(=映画館の料金)も場所も同じというかなり稀有な商品です。予算100億を超えるハリウッド映画だろうが予算100万円のインディーズ映画だろうが同じ映画館で上映されます。そのため、映画会社を受験する人で、ある会社の映画だけしか見てません、好きではありません、という人はおそらくほぼいないでしょう。それを踏まえた上で、なぜその会社に行きたいのか?それが論理的に説明できなければ合格は難しくなります。

ですから、就活生のみなさんは各映画会社の特徴を徹底的に調べてください。可能ならぜひ社員の方にヒアリングすべきだと思います。

なぜなら、映画業界の情報というのは、あまりオープンに公開されていないからです。本も昔の物が多いし、ネットにはどこにでもある情報しかありません。

値段も、売られる場所も、長さも、下手したらキャストやスタッフも同じコンテンツを製作している各映画会社は、どういう部分で他者と差別化しているのか。各会社の映画をみることはもちろん、実際に社員の方に聞いてみましょう。

②映画をビジネスとして捉えられているか

受験者の中で映画が好きな人はほとんどだと思いますが、映画をビジネスとして捉え、本気で考えている人となるとグッと数は減ってしまいます。つまり、ここが非常に重要なポイントなのです。映画はあくまでビジネス。映画会社は儲からない映画は作りません。やりたい企画があるなら、なぜそれが売れると思うのか?という視点をぜひ加えてみてください。そこが説明できない企画は面接官には決して響きません。自主製作でやってくれ、と言われるのがオチです。

各映画会社はそれぞれ儲かる映画を生み出すために独自のアプローチを行っています。東宝なら人気マンガ原作の映画を作りまくってるし、角川ならメディアミックスによって露出を増やしています。各映画会社が持っている強みを分析し、それを生かしたビジネススキームを考えて、面接官にぶつけてみてください。それができれば、面接官は「この人は実際に一緒に働いた際、同じように提案してくれそうだな」と思うはずです。

③熱意やビジョンはあるか

「映画が好き」と公言するだけにとどまって、実際に行動できていない人が多いため、他の受験者と差別化できる重要なポイントになります。本当に映画が好きで映画の仕事がしたいのであれば、すでに何かしら行動を起こしているはず。もし、まだ何もしていないなら今からでも構いません。ここで重要なのは期間の長さではなく、やったかやっていないかのみです。映画に関するブログを書くでもいいし、スマホで自主製作をしてみるでもいい。OB訪問でも構いません。自分で企画を考えて、面接官に見せてみるのも良いでしょう。「好き=行動」です。映画の仕事がしたいので、こういうことを始めました、とアピールできれば、他の受験者と差別化できます。

④アンテナを張っているか

これは映画業界にとどまらず、エンタメ業界全般に言えることです。いかに自分でアンテナを張り、好奇心を持って情報を集めているか。その情報から何を汲み取り、考えたか。エンタメ業界で働く際には、外せないポイントになります。なぜなら、いいモノを作るためには、いいモノを知ることが必要不可欠だからです。黒澤明も「世界中の優れた小説や戯曲を読むべきだ。それらがなぜ「名作」と呼ばれるのか、考えてみる必要がある。」と述べていますし、スピルバーグも若い頃は死ぬほど古典映画をみて勉強しています。

私は大学1年のときからメモ帳を持ち歩いており、そこに自分の気になった情報や記事をまとめていました。面接の際にはそれを持って行き、「私はいつもアンテナを張り、情報収集をしています」とアピールしました。

まとめ

・映画業界の就活で重要なことは以下の4つ

 ①各映画会社の違い、なぜその会社に行きたいのかを説明できるか
 ②映画をビジネスとして捉えられているか
 ③熱意やビジョンはあるか
 ④アンテナを張っているか

・具体的に行動することで他の受験者と差別化できる 

 

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