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映画ビジネス研究所

映画についてビジネスの観点から考察するブログ

【新卒】映画業界への就職を目指す就活生へ

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はじめに

こんにちは、胆石クラッシャー(@ev20405)です。

今回は映画業界を目指す就活生に向けて、自分の就活の体験談を少し書いていきたいと思います。

僕も2年前、映画業界を目指す就活生でした。映画プロデューサーになりたくて、映画会社を中心に受けていました。落ちました。全部。

日本ってそもそも新卒を毎年採用するような会社って少ないんです。いわゆる大手の映画会社の東宝・東映・松竹・日活・角川くらいで、しかも多くて10人/年とかしか採用しないんですよね。そりゃあ無理ですよ。

死にたかった。松竹落ちた時は3日研究室サボって引きこもってた。絶対内定もらったやつらより働く自信あるのに、とか思ってた。

で、たぶん僕と同じように映画会社を全部落ちてしまったけど、映画に関わる仕事がしたい!って考えている就活生って結構いると思うんです。なので、そういう人たちのために、映画会社以外にも映画に関わる会社って色々あるよ!っていう情報をお伝えしたいと思います。

では、映画会社以外で映画に関われそうな会社一覧と入社難易度と具体的な会社名を併せてご紹介していきます。 

【私の自己紹介

   

映画会社以外で映画に関われそうな会社一覧

①テレビ局
②映画配給会社
③映像ソフトメーカー
④映画・映像制作プロダクション
⑤映画関連のWebサービス・アプリを運営するIT企業
⑥その他(広告代理店とか)

①テレビ局

難易度★★★★★

例:NHK、テレビ朝日、WOWOW、

まあテレビ局はみなさん分かると思うので、簡単に書きますが、日本ではテレビドラマの映画化っていうのは結構ホットで、映画部的な部署があったりします。日本テレビなんかはVODサービスのHuluを買収していますし、映画と関わるチャンスは多いと思います。

ただもちろん難易度はスーパー高いです。ちなみに僕はwowowの役員面接の自己アピールタイムで鉄板ネタを披露したところ、ダダすべりして落ちました。駅まで泣きながら帰りました。

②映画配給会社

難易度★★★★

例:GAGA、アスミックエース

配給会社も当然ご存じですよね。日本で海外の映画を上映するために、海外の映画の上映権を買い付ける仕事です。ただ配給会社も、新卒を採用している会社はほとんどなく、コンスタントに毎年採用しているのはGAGAくらいかなと思います。ですので、難易度としてはテレビ局と同等かと思います。

③映像ソフトメーカー

難易度★★★

 例:ポニーキャニオン、ハピネット、キングレコード、バップ

映像ソフト(DVD・ビデオ)を発売する会社です。DVDのパッケージのデザインや販売を手がけたり、会社によってはオリジナルコンテンツの制作を手掛けている会社もあります。もちろん会社によっては映画の製作委員会に名を連ねることもあり、映画製作にも携わるチャンスがあります。

①②と比べると倍率は少し落ちるかと思いますが、採用の母数が少ないので、難しいことに変わりはないでしょう。。。

④映画・映像制作プロダクション

難易度★★

例:日テレアックスオン、FILM、ROBOT

いわゆる現場で実際に映画を制作をする会社です。監督、カメラマン、照明技師、美術など、あらゆるプロフェッショナルなスタッフが在籍しています。「映画の現場で働きたい!」という方はこちらを目指されるのがよいかと思います。ただ、現場の仕事はスーパーハードです。憧れで入社すると確実にもちません。友人が上に挙げたプロダクションで働いていますが、睡眠時間は3hくらいが基本で、働きづめだそうです。

また、職人肌のスタッフが多いので、少々怒鳴られたりしても気にしないメンタルも必要です。その分辞める人も多いので、入るのはそこまで難しくはありません。映画会社落ちたから、最悪制作会社でもいっか、という甘い考えで入社するのは絶対にやめましょう。制作会社については以下でまとめたので参考にしてください。

【映像制作会社を目指している方はこちら】

 

⑤映画関連のアプリ・Webサービスを運営するIT企業

難易度★★★

例:Hulu、Gyao、ドワンゴ、映画.com、ホットモブジャパン、つみき、

最近少しずつ増えてきた、映画に関連したWebサービスやアプリなどを運営している会社です。VOD(ビデオオンデマンド)サービスを運営する会社はもちろん、最近では映画レビューに特化したアプリなども出てきています。まだまだ開拓されていない分野ですので、チャンスがあることは間違いありません。

新卒でプログラミング未経験でもエンジニアとして採用してくれる会社はたくさんあるので、そういう会社で経験を積んで、今回挙げた会社に転職するという作戦もアリかなと思います。 

⑥その他

電通や博報堂、ADKなどは映画に出資することが多いので、映画に携わる可能性はありますが、あくまで映画に関連する仕事は①~⑤の会社に比べてかなり小さいです。

また他の選択肢としては、ティジョイやTOHOシネマズ、アップリンクなど劇場の仕事もあるかと思いますが、映画に直接かかわる、というわけではないので、慎重に考えていただければと思います。映画雑誌だとキネマ旬報は毎年新卒採用しています。

 

まとめ

書いてるうちにすごく長くなりそうだったので、かなり簡略して書きました。映画業界を目指す就活生には、映画会社だけを見るのではなく、実は少し視野をひろげると、映画に携われる仕事は意外とたくさんあることを知っていただければと思います。

最後に僕が就活で参考にした映画業界に関する本を紹介して終わりにしようと思います。この3つの本は、映画業界のことについて分かりやすくまとめてあり、また会社紹介も豊富なので、映画業界を目指す就活生は目を通して損はないかと思います。

 参考文献

 映画産業の動向とカラクリがよ〜くわかる本

図解入門業界研究シリーズ。制作委員会ってなに?映画の仕事ってどういう人たちが関わっているの?等映画産業の基本がコンパクトにまとめられた本。就活生の業界研究の入門書として最適。 

図解入門業界研究 最新映画産業の動向とカラクリがよーくわかる本[第2版]

図解入門業界研究 最新映画産業の動向とカラクリがよーくわかる本[第2版]

 

 

映画・映像業界就職ガイド

キネマ旬報が毎年だしている映画業界の就活本。映画会社を中心にポニーキャニオン等のソフトメーカーからテレビ局、アニメ制作会社まで、企業の最新情報から試験の内容、求めている人物像まで、人事へのインタビューという形式で掲載されており、めちゃめちゃ勉強になります。100%買ったほうがいい。

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映画・映像ビジネス まるわかりガイド 

こちらもキネマ旬報の本。さっきの上二つの本をたして二で割ったような本。広く浅く業界全体のことがわかります。 

映画・映像ビジネス まるわかりガイド2012 (キネ旬ムック)

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モノを売らずに気分を売る―映画宣伝手法を分析

映画の宣伝について物語を通してわかりやすく説明してくれる本。映画の宣伝がどういう風に考えられて進めているのか学ぶことができる。宣伝を目指す人には入門書として最適。 

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