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映画ビジネス研究所

映画についてビジネスの観点から考察するブログ

東京国際映画祭が思ったよりおもんなかった

映画ビジネス イベントレポート
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先日、東京国際映画祭に行ってきた。

前回の「時かけ」の野外上映会で、映画のイベントについてちょっと研究したいなあっと思ったので。ただ、映画鑑賞チケットはほとんど売り切れだったので、とりあえずイベントだけでもみたいなノリで行ってきた。

 

前回の記事はこちら↓↓

 

野外映画上映会〜時をかける少女@国立博物館〜 - 映像・映画業界ビジネスの未来

 

 

野外映画上映会〜時をかける少女@国立博物館〜PART2 - 映像・映画業界ビジネスの未来

 

まず東京国際映画祭、というかこんな大規模な映画祭に行くの自体初めてなので、一体どんな感じのイベントなのか良く分からない。

 

まー公式HP東京国際映画祭の楽しみ方に、

六本木会場の特設アリーナ・ステージでは、連日さまざまなイベントを開催。子供から大人まで、どなたでも参加できます。キッチンカーなど、今年はフード類も充実。

 とか書いてあるし、映画祭っていうくらいだからグッズ販売とか何かしら楽しめるやろ!と思って行ってきた。

 

・・・・・・

 

全然おもんなかった。。。(イベントを研究するという意味でも)
 
というかすることがなかった。。。

 

俺がそう感じた理由は、以下の3つだ。

 

  1. あげるコンテンツがない
  2. お金を落とさせる気が無い
  3. 色々中途半端

 

では、これらについて詳しく書いていこうと思う。

 
①あげるコンテンツがない

 「あげるコンテンツ=無料で楽しめるコンテンツ」が今回の東京国際映画祭にはほとんどなかった。映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー』 実物大98式AVイングラムのイベントくらいだ。六本木が一番大きな会場だったのだが、グッズも全然売ってないし(映画館の中にエコバッグとかがちょろっとあった)、そもそもできることがほとんどない。せっかく映画「祭」というくらいなんだから、写真が撮れる顔出し看板とか、等身大のハリウッドスターの人形とか、過去作品の無料野外上映スポットとか、ライト層が勝手に拡散してくれそうなコンテンツをもっと準備するべきだったのではないかと思う。あれだと、映画を観ないライト層はそもそもすることがなくてオロオロするだけだし、映画を観に来ている層も、待ち時間は暇を持て余したはずだ。

もちろん、映画祭はそもそも映画上映を主とするイベントだが、映画館に行く若い層=将来のヘビーユーザー層が減少している今、もっとライトユーザーを囲い込む必要があったのではないかと思う。つーか、それ狙ってるからあんなにマス向けに宣伝してたんじゃないのか。

 

②お金を落とさせる気が無い

東京国際映画祭は入場料金は無料だ。まーそもそもオープンな場所だから入場とかいう概念がないが。その分、グッズとかを購入してもらい、お金を落としてもらうのがセオリー(だと思う)。ましてや、日本を代表する映画祭なのだから日本中の熱心な映画ファンが集まる。ここを逃す手はない。なのに、彼らをターゲットにしたコンテンツが全然なかった。庵野さん関係でエヴァのグッズが少しあったくらいだ。しかも、このグッズも特集上映が組まれていた日本橋会場にしか置いていなかった。

もっと、映画関係のお宝グッズとか、VODの宣伝ブースとか、招待されている映画監督の本とかDVDとか、ホームシアターシステムとか、映画関連の物販がもっとあってもよかったんじゃないかと思う。映画祭側も企業ブースが入ってくれればお金を回収することができるし、企業側も熱心な映画ファンに直接アプローチすることができる。まさにWin-Winのはずだ。

 

③色々と中途半端

①②とも重なる部分があるが、全体的に中途半端だったような気がする。マスを狙いに行くなら、もっとイベント色を強めるべきだし、逆にコア層を狙うならあそこまでマスに宣伝する必要はなかった。また、日本橋会場にも行ってみたのが、庵野さんの特集上映をしていたのでエヴァのフィギュアが飾ってあった。

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しかし、逆に言うとそれだけだったw

劇場の他のスクリーンでは、普通に「ヘラクレス」とかを上映してたし、それを見に来た人もいてシュールな光景だったw全然映画祭の雰囲気はなく、いつもの映画館となんら変わりが無かった。

 

まとめ

全体的に中途半端な印象を受けた。映画を観ることができなかった人にとっては、びっくりするくらいつまらないイベントだと思う。

もっとイベント全体をお祭りと捉えて盛り上げる、興味がない人も「何かやってるな?」と思って気軽に立ち寄れるようなイベントになってこそ、映画の新しいファン層の開拓につながるのではないかと思う。

ただ、ネットで検索してみても、東京国際映画祭の映画に関するレビューなどはたくさん見つかったが、今回のようなイベントの運営に関する記事はあまりないように感じた。もしかしたら、僕が考え過ぎなのか。実は、みんな結構満足しているのか?と少し不安になったが、やっぱり僕は今回の東京国際映画祭には満足することができなかった。

僕としては、映画祭はもっとお祭りであって欲しいし、もっと色んな人に「映画」を楽しむきっかけであって欲しい。

これを読んだ人で東京国際映画祭に言った方は、ぜひ感想を聞かせてほしいです。コメントでもなんでもいいので、反応をいただければ幸いです。